口呼吸の危険性と予防法
身体への影響と深呼吸の効果


整体院通いは最後にして欲しい
酷い痛みから解放されて健康になって欲しい
そんなパッションを持っている院長の富澤です。


本日は口呼吸についてです。

口呼吸は私たちの健康に深刻な影響を与えることがありますが、その理由や予防法について詳しく見ていきましょう。


◇なぜ口呼吸になるのか?

口呼吸は、様々な要因によって引き起こされます。

その一つが鼻の通り道の障害です。

例えば、アレルギー、鼻づまり、鼻ポリープなどが鼻の通り道を塞いでしまうことで、自然と口を開けて呼吸するようになります。

鼻づまり

他にも鼻の中や口蓋(こうがい)裂、鼻の中隔(せっかく)の歪みなどの解剖学的な問題が口呼吸の要因となることや、自律神経に支配されている横隔膜が硬くなると、口呼吸になりやすい側面もあります。

そして、長期間にわたって口呼吸をしていると、口呼吸が習慣化し、鼻を使った呼吸が難しくなる場合があります。

また、マスク着用の常態化で口呼吸が慢性化してきています。

口を閉じた時に舌の位置があごの方に下がっている場合は、舌の筋力が弱っているサインです。

舌は本来、上あごにピタッと付けているのが正しい位置です。
下がっている人は舌の運動で改善はできます。

お子さんもチェックしてみてください。


◇本来は呼吸器官の鼻で呼吸すること

私たちの身体は、鼻を通して呼吸することで最適な状態を保つようにできています。

ですので、、呼吸器官である鼻で呼吸するのが正常です。

鼻は優れた加湿・加温機能が備わった、言わば空気清浄機です。

ですが、マスク生活を続けると息苦しさから口呼吸になりがちです。

口呼吸が習慣になると感染症のリスクを高めるなど、体調不良を引き起こす原因になります。

鼻は、まさに天然のマスクなんです!

横顔(女性)

また、鼻呼吸によって血液中の酸素と二酸化炭素のバランスを保つことも可能です。


◇口呼吸になると、身体にどのような悪影響が出るのか?

口呼吸が続くと、様々な身体への悪影響が現れる可能性があります。

口呼吸によって口の中が乾燥し、歯や歯茎の健康に悪影響を与えることがあります。

また、口呼吸は睡眠時無呼吸症候群(SAS)のリスクを高めることが知られています。

口臭も気になりますね。。。

口呼吸

さらに、口呼吸は姿勢や筋肉のバランスにも影響を及ぼし、首や背中の痛みを引き起こす可能性があります。


◇口呼吸の予防法

口呼吸を防ぐためには、まず鼻の通り道を確保することが重要です。

アレルギーの対策や鼻づまりの治療を行うことで、鼻呼吸を促進することができます。

自分で出来る鼻づまりを予防するやり方としては、以下の方法があります。

・鼻を温める
鼻づまりを和らげるために、顔の周りに温かい布やタオルを当てることが役立ちます。

これにより鼻の粘膜が柔らかくなり、鼻づまりが緩和されます。

・喉を潤す
喉が乾燥していると、鼻づまりが悪化することがあります。

こまめに水を飲むか、加湿器を使って室内の湿度を保つことで、喉を潤すことができます。

・にがりで洗浄
にがりで鼻の中を洗浄することで鼻づまりを緩和する効果があります。

市販されているにがりを使ったり、自家製の天然塩水を使ったりして、鼻を洗浄しましょう。

また、素粒水で洗うのも有効です。

・蒸気を吸う
お風呂やシャワーを浴びるときに、湯気を吸うことで鼻づまりが和らぐことがあります。

また、湯を沸かしたボウルに顔を近づけて蒸気を吸う方法も効果的です。

・頭を高くする
寝るときは枕を高くして頭を上げることで、鼻づまりが和らぐことがあります。

これにより、鼻の通り道が広がりやすくなります。


花粉症の方は、別に改善方法がございます。
レッツチャレンジ!!!



【参考】
硬くなっている横隔膜を動かそう!

①まっすぐに立つ
両手は左右のお腹の肋骨の下をつかむ

IMG_3772


②上体を前に倒しながら6秒、口から息を吐く
同時に脇腹の肉をおへそに集めるイメージで両手に力を入れて腸に刺激を与える。

IMG_3779


③背中を反らしながら3秒、鼻から息を吸う
同時に腸に刺激を与えていた両手の力をゆるめる

IMG_3774



肺と横隔膜

※1日1分繰り返してみてください。
腸活にもなりますよ


◇深呼吸の方法

深呼吸はストレスの軽減やリラックス効果があります。

正しい深呼吸の方法をマスターすることで、心身の健康を保つことができます。

鼻からゆっくりと息を吸い、口からゆっくりと息を吐く方法を練習しましょう。

その時は肺を意識しないで、お腹をできるだけ凹ませて息を充分吐き出してください。

そして‘’力‘’を抜くと勝手にお腹が膨れてきます。

健康2

胸で呼吸をすると交感神経が優位になり、お腹で呼吸すると副交感神経が優位になります。

深呼吸の時は肺よりお腹を意識してください。


余談ですが、、、

少食・長息で健康
東洋医学では知られた言葉です。

食事は腹6〜8分目で充分。
毎食腹4分目で神の領域と言われています。

ファスティング(一日1〜2食・断食)もGood

息を吐く時に10秒数えてゆっくり吐きます。

肩こり・腰痛・病気知らずを目指すなら、毎日これにチャレンジしてみてはいかがですか?


口呼吸は身体に悪影響を与えるだけでなく、心身の健康にも影響を及ぼします。

正しい呼吸法を身につけることで、健康的な生活を送るための第一歩となります。

鼻呼吸を促進し、深呼吸を行う習慣を身につけて、健康な身体と心を手に入れましょう。

どうぞお体に気をつけて、健康な生活をお送りください。


本日も最後までお読み頂き、皆さんにLOVE
そして幸せにお過ごしください🍀


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